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15- D- 0484 201 5 年 9 月 1 7 日
株式会社日本格付研究所(J C R)は、以下のとおり信用格付の結果を公表します。
株式会社西松屋チ
ェ
ー
ン
(証券コード:7545)【据置】
長期発行体格付 A
格付の見通し 安定的
■ 格付事由
(1) ベビー用品、子供服専門店チェーンで、全国 883 店舗(15 年 8 月 20 日時点)を展開する業界最大手。ベ
ーシックな商品を割安な価格で提供することで顧客の支持を集めている。また手間のかからない陳列や一
人の店長が複数の店舗を管理するスーパーインテンデント制などの採用により効率的な店舗運営を行う。
近年、電機メーカーなどの出身者を採用し、プライベートブランド商品( PB)を開発するなど、製造小
売業化を進めることで、商品力向上とコスト削減を図っている。
(2) 消費税増税後に消費意欲が低下する中で 15/ 2 期は既存店売上高が伸び悩んだが、16/ 2 期上期は天候に恵
まれた月も多く、既存店売上高は堅調に推移している。当面は円安により仕入原価の高止まりが続くとみ
られる。しかし、近年の発注計画の精度向上により実需ピーク時に合わせた商品展開が可能となったこと
で販売機会の喪失や値下げによるロスの削減が進んでおり、中期的にも現状程度の利益は維持できると考
える。また、出店意欲は高いものの大型投資は予定しておらず、引き続きフリーキャッシュフローはプラ
スを維持する見通しで、良好な財務構成が悪化する懸念は小さい。以上を総合的に勘案し、格付を据え置
き、見通しは安定的とした。
(3) 16/ 2 期は売上高1, 350億円(前期比 5%増)、営業利益65億円(同 23%増)を計画している。これは出
店による売上増加とコスト抑制による売上高販管費比率の低下によるものである。同業他社との競合激化
と 17年 4月の更なる消費税増税により、今後、事業環境は更に厳しさを増すとみており、既存店売上高
の動向には留意を要する。一方で、徹底した納期管理による在庫ロス・値下げロスの削減及び PB の開発
が進むことで、従前よりも利益を確保しやすい体制が整ってきた。今後、PB を売上構成比の高い繊維製
品に広げることで、収益性は改善していくとみている。
(4) 15 年 5 月 20 日時点の自己資本比率は 59%、実質無借金経営を維持するなど、財務体質は健全である。な
お、仕入債務の決済手段の変更に伴い自己資本比率は低下したが、実質的な変化はない。
(担当)千種 裕之・向谷地 博子 ■ 格付対象
発行体:株式会社西松屋チェーン
【据置】
対象 格付 見通し
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格付提供方針に基づくその他開示事項
1. 信用格付を付与した年月日:2015 年 9 月 14 日
2. 信用格付の付与について代表して責任を有する者:島田 卓郎
主任格付アナリスト:千種 裕之
3. 評価の前提・等級基準:
評価の前提および等級基準は、J C R のホームページ(http:/ / www. jcr. co. jp)の「格付方針等」に「信用格付の種類
と記号の定義」(2014 年 1 月 6 日)として掲載している。
4. 信用格付の付与にかかる方法の概要:
本 件 信 用 格 付の 付 与 にか か る方 法 の 概 要 は、 J C R の ホ ー ムペ ー ジ ( http:/ / www. jcr. co. jp) の 「 格 付 方針 等 」 に 、
「コーポレート等の信用格付方法」(2014 年 11 月 7 日)、「小売」(2011 年 7 月 13 日)として掲載している。
5. 格付関係者:
(発行体・債務者等) 株式会社西松屋チェーン
6. 本件信用格付の前提・意義・限界:
本件信用格付は、格付対象となる債務について約定通り履行される確実性の程度を等級をもって示すものである。
本件信用格付は、債務履行の確実性の程度に関しての J C R の現時点での総合的な意見の表明であり、当該確実性
の程度を完全に表示しているものではない。また、本件信用格付は、デフォルト率や損失の程度を予想するもので
はない。本件信用格付の評価の対象には、価格変動リスクや市場流動性リスクなど、債務履行の確実性の程度以外
の事項は含まれない。
本件信用格付は、格付対象の発行体の業績、規制などを含む業界環境などの変化に伴い見直され、変動する。ま
た、本件信用格付の付与にあたり利用した情報は、J C R が格付対象の発行体および正確で信頼すべき情報源から入
手したものであるが、当該情報には、人為的、機械的またはその他の理由により誤りが存在する可能性がある。
7. 本件信用格付に利用した主要な情報の概要および提供者:
・ 格付関係者が提供した監査済財務諸表
・ 格付関係者が提供した業績、経営方針などに関する資料および説明
8. 利用した主要な情報の品質を確保するために講じられた措置の概要:
J C R は、信用格付の審査の基礎をなす情報の品質確保についての方針を定めている。本件信用格付においては、
独立監査人による監査、発行体もしくは中立的な機関による対外公表、または担当格付アナリストによる検証など、
当該方針が求める要件を満たした情報を、審査の基礎をなす情報として利用した。
9. J C R に対して直近 1 年以内に講じられた監督上の措置:なし
■留意事項
本文書に記載された情報は、J C Rが、発行体および正確で信頼すべき情報源から入手したものです。ただし、当該情報には、人為的、機械的、また
はその他の事由による誤りが存在する可能性があります。したがって、J C Rは、明示的であると黙示的であるとを問わず、当該情報の正確性、結果、
的確性、適時性、完全性、市場性、特定の目的への適合性について、一切表明保証するものではなく、また、J C Rは、当該情報の誤り、遺漏、また
は当該情報を使用した結果について、一切責任を負いません。J C R は、いかなる状況においても、当該情報のあらゆる使用から生じうる、機会損失、
金銭的損失を含むあらゆる種類の、特別損害、間接損害、付随的損害、派生的損害について、契約責任、不法行為責任、無過失責任その他責任原因
のいかんを問わず、また、当該損害が予見可能であると予見不可能であるとを問わず、一切責任を負いません。また、J C Rの格付は意見の表明であ
って、事実の表明ではなく、信用リスクの判断や個別の債券、コマーシャルペーパー等の購入、売却、保有の意思決定に関して何らの推奨をするも
のでもありません。J C Rの格付は、情報の変更、情報の不足その他の事由により変更、中断、または撤回されることがあります。格付は原則として
発行体より手数料をいただいて行っております。J C Rの格付データを含め、本文書に係る一切の権利は、J C Rが保有しています。J C Rの格付データ
を含め、本文書の一部または全部を問わず、J C R に無断で複製、翻案、改変等をすることは禁じられています。
■NR S R O 登録状況
J C R は、米国証券取引委員会の定める NRSRO(Nationally Recognized Statistical Rating O rganization)の 5 つの信用格付クラスのうち、以下の 4 クラ スに登録しています。(1)金融機関、ブローカー・ディーラー、(2)保険会社、(3)一般事業法人、(4)政府・地方自治体。
■ 本件に関するお問い合わせ先